この教材が想定している人
インジケーターや自動売買も試したけれど、結果が安定しない。
そういう方に向けて書いています。
新しいツールは出てきません。
なぜそれらを使っても勝てなかったのか、その理由を扱います。
五つの章
全5章です。
章ごとに役割が違います。
第1章|原理
専門用語をほとんど使いません。
相場で実際に起きていることを、体験と結びつけて掴んでもらう章です。
読み終えたときに「そういうことが起きていたのか」と腑に落ちていれば十分です。
細かい判定条件は出てきません。
第2章|ICT/SMCという概念
第1章で見た現象に、正確な名前と定義を与えます。
ICT/SMCという手法体系を元に定義を記載しますが、巷では同じ用語を人によって違う意味で使っているという問題があります。
この章では、どの用語がどこから来たのか、どう定義するのかを整理します。
辞書として使ってください。
一度で覚えきる必要はありません。
後の章を読んでいて分からなくなったら、戻ってきて引く。
そういう使い方を想定しています。
第3章|手法
この教材の中心になる章です。
分析、エントリー、決済の3つを、ひと続きの手順として扱います。
チャートを開いてどこから見るか。
どこでエントリーして、どこで決済するか。
期待値の高低差、RRを伸ばす方法。
第2章の用語が、ここで実際に使われます。
分からなくなったら、第2章に戻ってください。
第4章|検証する
手法は、読んだだけでは使えません。
過去のチャートで確かめ、記録を残す。
そこで初めて、自分の判断として使えるようになります。
何を記録し、どう見返すか。
自分の認識と実際のずれを、どう埋めていくか。
その手順そのものを扱います。
第5章|資金を守る
一回の取引で、どれだけのリスクに留めるか。
手法が良くても、ここを間違えれば残高は残りません。
この章で扱うのは資金管理です。
読む順序
最初は頭から順に読んでください。
第1章を飛ばして第2章から入ると、定義だけが並んで見えて頭に入りません。
第1章で現象を見ているから、第2章の定義に意味が出ます。
二周目以降は、必要な章だけ読み返す形で構いません。
実際に取引を始めた後は、第3章と第4章を行き来することになります。
手法を使い、記録し、ずれを直す。
その繰り返しです。
この教材の書き方について
3つの原則で書いています。
①出典を隠しません。
ICT/SMCには公式の教科書が存在せず、動画が出典です。
そのため、どこまでが出典を追える内容で、どこからが誰かの解釈なのかが曖昧なまま流通しています。
本教材では、記事ごとに根拠の段階を示します。
出典を追えるもの、複数の解説で一致しているだけのもの、出典が特定できないもの。
この三つを区別します。
②定義には理由を付けます。
「そう決まっているから」とは書きません。
なぜそう定義すると都合がいいのかを、必ず添えます。
理由が分かれば、他の資料で違う定義に出会ったときに比較できます。
③再現性を優先します。
同じチャートを見たら同じ答えが出ることを、解釈の深さより優先します。
人によって結果が変わる基準では、検証ができません。
検証できないものは、改善もできません。
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